2018年7月

築地市場幕引きカウントダウン・・・だって

築地市場では総合市場としての特徴である買い回りができる。通常の市場での仕入れは、市場によって異なる。というのは青果と魚のある市場は少ないからである。さらに築地という市場は、近隣の地域の発展とともに独特な総合市場を形成していった歴史がある。

築地市場は、真のプロが集まる総合市場として存在を構築させたのである。当然、プロをうならせるほどの目利きのプロ達を育てたのである。プロはプロなりのエリート意識の中、座っていてもお客がよってくるその常識に何ら疑問を感じなかった。売る側も買う側も築地独特のプロ意識の中に浸っているので、良きも悪きもそこに生まれたモラルのなかで日々を過ごし、次々に生まれるプロ達に伝承されていきました。

そんな環境の中で当社のような極少ない新進の連中には、いささか窮屈で疑問ばかりがありました。この市場の常識って世間で通用するのかって。

さて、そんな中私は経験値からあることに気付きました。「仕入とお買いものは違う」曖昧な伝承から目を覚ましてほしいと。

市場は大量に入荷したものを瞬時に売りさばく生鮮流通のハブ。したがって、重宝されるのが量をさばく相手。しかしながら量を扱えない小規模小売さんや料理屋さんは時に売ってもらえないという事態に陥ることが多々あったと推測。また、いいものを優先的に手に入れることもできないことがあったことも。従って、あちこちでお買い物をしなくてはならない現実があった。

そこに業務納めという業者が存在し、粛々とその存在を大きくした。無数の業務卸たちの今後の行方は分からないが、市場がどういう存在でいるのかで大きく変わることになると思う。

アマゾン・各外食資本のセンターなどなど市場を脅かす存在がどんどん出来上がる中、市場の荷受会社はどこをみてる?