東京都中央卸売 豊洲市場 青果仲卸

社長ブログ

青果物は生きている!


悪天候によって各産地の出荷に乱れが生じています。連休初日には得意先スーパーからクレーム。産地事情を知らない店長から。そちらの事情も重々分かりますが、第一次産業の商品を扱っていることをもう少し理解して欲しいよね。天気予報見れば少しは理解できるんだろうけど。生産者も我々も悪いものを出荷しようなんて微塵も思わない。でもこの流通では、問屋が誤るしかない。あ~ストレス。

スーパーはクレームで赤伝。料理屋の場合は、やはりプロを感じます。良くなくても「青果物は生きている」の姿勢で味が変わらなければ使いこなしてくれる。最近いろいろな有名料理店が来るようになってからそれを痛烈に感じています。

そんなプロもプロと感じない買出し人がいます。それは「仕入ではなく、お買い物」をしているように見える。最近の仲卸は小売業的スタイルをとっているところが目に付きます。「仕入」だからこそ相対取引での駆け引きが商売の基本、利は元にあり。激しいやり取りがなくなって、まるで「お買い物」。

いいのかね~