市場流通と市場外流通のコントロール 2


市場相場と産直の価格について、コンセプトがしっかりと産地と売る側で決められていなければ、必ずどちらかからグチがでます。売る側は、何のために産直をしなければならないのか。また、産地も何を目的としてそれに応えるのかなのです。互いの欲と欲をいかに制御しあいWIN WIN関係を築けるのかです。そこにかかわるキーワードは「安い」という言葉の意味なのです。コングロマーチャンダイジングにおいての「安い」とは「お得感」と思っております。それが「鮮度」「価格」なのか、互いの満足度によるもので「鮮度と味のわりには安いよね」「この量目でこの価格なら安いよね」これら「安い」には、我々の相場という観点からかけ離れた位置にある言葉です。「お得感」という付加価値をいかにつけ、その産地のファンを作り出すのか、そのために三位一体の「取引」ではない「取り組み」がより一層重要なのではないでしょうか。
そして産直は、量と価格の調整機能を持つことが不可欠ということであり、すなわち得意先に対して市場流通と市場外流通のコントロールができなければ、継続的にできないと言っても過言ではないでしょう。