東京都中央卸売 豊洲市場 青果仲卸

社長ブログ

生き急ぐなよ


コロナでいろんなことが見えたのはいいけど、何かにみんな焦っているような気がする。目まぐるしく景気は揺れ動き、SNSの超加速浸透で情報が溢れかえり、真実も見極める時間さえ無くなっているように思える。

還暦を迎えて振り返る機会が増え、想像もできない未来にただ我武者羅に突っ走ってた。この仕事を通じてたくさんの人と会い、たくさんの人生勉強もさせてもらった。

私には、師と仰ぐ人がたくさんいる。だから、その人たちの期待を裏切らないように、常に走ってきた。エスカレーターの逆走の日々。そろそろ踊り場にたどり着いてきているように思える。

何かを判断する時に、自問自答だけでなく、人生をたたき上げてきた先輩たちの経験談を聞くことを勧めます。経験がいつの時代でも形を変えて、教えてくれる。だからこそ、先輩のポジティヴな経験話を聞くように心がけたほうが良いと思います。

これからできる限りの継承していこうと思っています。公私にわたって。実践経験を元にしたことしかアドバイスはできないけど、近道を教えられたらと思う。ただし、生き急ぐ事なかれ。それとは意味が違う。経験に勝るモノは絶対にないという事を。

生き急いで転職に転職を重ねると、いつしか世間は経験値という有利な部分とは裏腹に、簡単に人と縁を切る軽い人と見られる。法人と個人どちらも人間という感情の動物がコントロールしていることを忘れてはいけない。

還暦


早いもので実感はないけど「還暦」を迎えてしまいました。とりあえず過去を振り返りながら、この一年間還暦を味わっていこうかと思います。

還暦=初老ってことに世間はなるけれど、周りからは「こんな元気な老人は嫌だ」なんて言われています。第二の人生のスタートという人もいますが、自分は変わらないのが一番と思います。決してチャレンジを嫌がっているわけでもなく、ただ、自分がここまでになれたのは、周りの人の後押しなしでは考えられません。

自分で声に出して目標を他人に伝え、それをひたすら目指しやり続けている。有言実行。こんなに重い言葉はありません。自分のみならず続かなければ、他人に失望させてしまいます。自分のはいたツバを呑まないほど厳しくツライ物はない。自分との闘いだから。

東京都より任命された「取引委員」も今月で卒業。今度は、副理事長としての職務に就くことに。還暦になっても変わらぬ元気印で、がんばろう!

メリハリ


仕事は楽しくないとやってられない。楽しいとか嬉しいとかは、メリハリによって引き起こされる感情と私は考えています。いい事、成功、達成などは、つらい事、苦労した事などの楽しくない事を乗り越えて味わえたもの。

何もかも満足いく状態(メリハリのない)は、それすらを満足できなくなるのが人間。メリハリすなわち喜怒哀楽。平和は、不幸があるからその素晴らしさを実感する。つらい厳しい事を乗り越えたから、成功や達成など厳しければ厳しいほどその喜びは大きくなる。

得意先の料理屋さんで休みなしで死に物狂いで仕事をしている人たちがいます。本人は「キツイよ~」「疲れるよ~」など愚痴をこぼしつつ「楽しい」「やりがいがある」など言っています。かなり瘦せている姿は、その現実の厳しさを物語っていますが、目つき顔つきは前をしっかり見ているように見えます。

希望に満ちた姿。老若男女問わず素晴らし人間の輝きを感じ、パワーをもらったような気がします。

今年で還暦を迎える自分、気力体力ともコロナに押され気味で、下向き加減だった日々からの脱却のきっかけにしなきゃ得意先に元気をあげられない。

おカネ君の話


おカネ君は、臆病者で寂しがり屋。いつも自分の後ろについてくる。仕事を一生懸命やってるときは、前を向いているので、おカネ君がついてきているのに気づかない。

ある時、ふと気になって振り返ると、おカネ君はビックリして固まった。近づくと後ずさり。おカネ君ともっと近づきたくて、じりじりと詰め寄るとあたふたとおカネ君たちは、逃げるように離れていく。

きっとおカネ君たちに嫌われているんだと諦めて、また前を向いて仕事をすることにした。しばらくたって、何となくうしろがザワついているのに気が付き、ふと振り返るとおカネ君たちが前にも増して集まってきていました。でも、おカネ君たちに近づくと幾人か逃げて行った。

逃げて行ったおカネ君たちは、どこへ行ったんだろうと気になって、その行方を捜した。居ました。寂しがり屋で臆病者のおカネ君は、いっぱいおカネ君たちがいる安心して居られる人の元に。

仕事には対価は付き物。しかし、対価を求めて仕事はしてはいけない。先ずは、仕事を成功させること。黙って対価はついてくる。

桜咲く・・春到来


天候不順とは言え今年もきれいな桜がさきました。やや極端ではあるけれど三寒四温で着実に春に。

野菜も筍をはじめ山菜など、春にしか食べられない食材が、出始めました。珍しい野菜を探すより、旬の食材を食べることを勧めます。

当社では、平成24年より新潟県パートナーショップの認証を受けており、新潟県内の子会社が、契約農家とユーザーをつないでおりますので、春の野菜に困ったらご相談ください。

さらに愛媛県、京都など産直も当社の広域集荷もご相談ください。

さあー元気よく活動しましょう!