東京都中央卸売 豊洲市場 青果仲卸

社長ブログ

なんとも言えないSDGs


SDGsの観点は、素晴らしいと思うのですが、気を付けないといけないと思っているのが、その解釈。日本国は島国。大陸の人種とはちょっと違う面がある。国勢がそれを物語っている。国勢がないから人付き合いやルールをDNAに組み込まれているかの如く、よく厳守する。他国から見れば不気味ともいうべき「大人しい国民」忍耐が身についている。

SDGsの観点から解釈を間違えると、人付き合いが疎遠になるというか「失礼なやつ」「常識知らず」などと言われる可能性も捨てきれない。国民に確実に浸透しない限り、何かモヤモヤ感が残る結果となる可能性がある。

国勢のない日本では、「国際的に言う無駄」が内需拡大にとって大事な事と思っています。何もかも国際的に合わせたがり、周りを意識しすぎる面がある。

国勢のない日本は、定住民族のDNAからくる面倒なくらいの人付き合いが必要と思います。人のために時間を費やすことも大事な「絆」。冠婚葬祭からはじまりお中元お歳暮そして年賀状など。

いずれ渋谷スクランブルは、ぶつかり合う人が増える日が来るんでしょうか。

人に優しく 仕事に厳しく


コロナ禍で少し人間関係にも変化が出てきているようです。いい面と悪い面ありますが、仕事をするうえで人間関係を無視しては成立しません。

仕事をする上で「目配り 気配り 心配り」がとても重要。それは私のモットーとしている「人に優しく 仕事に厳しく」につながるからです。

目配り:仕事の完成度の確認です。取引先に失礼がないか、段取りよくいっているかを目視のみならず確認すること。

気配り:仕事、作業に無理・無駄・ムラがないかをチェック。自分の担当の仕事以外への配慮も。ちょっとした気配りで、仲間を助ける結果にもつながることもあります。

心配り:仕事をする人達への配慮。公私にわたり個人ではいろいろなことが起き、感情が不安定になることも多々あります。人間ですから。しかし、仕事に影響があってはならない。そんな時、お互いに心配りする思いやりがあれば悪化は避けられます。

何事も視野を広く持つことで、自分の立ち位置と周りの立ち位置が見え、自分の使命が見えてくるはずです。関わらない、自分さえよければは、いつか自分に跳ね返ってきます。

さあー気が付いたら前に向かって進みましょうー

今期松茸の最後のお知らせ


本日国産松茸の入荷がありませんでした。ほぼ終売と考えてよろしいかと思います。購買いただいたお客様、出荷された生産者、感謝と共にお疲れ様でした。まれにみる今年の展開は、弊社も経験のないパターンで右往左往する場面が多々ありましたが、お陰様で今期も豊洲市場シェアーのトップを維持できました。来年も重ねてよろしくお願いいたします。

尚、中国産松茸は、例年より品質が良く充分に使えます。等階級指定が厳しいと予想されますが、11月中旬くらいまで販売する予定でおりますので、よろしくお願いいたします。