トラブルと育成
- 2019年03月29日
- 社長ブログ
西太の格言に「人に優しく 仕事に厳しく」という言葉があります。これは、ある人が私にくれた言葉です。君はそれができていると褒められ、よりその言葉の深い意味を考えさせられました。
本当は私がフォローすれば問題なくできてしまうことも、わざと見過ごし、失敗させる。
手を差しのべるときっと社長は優しいと言われる。しかし、その当事者の成長を阻害してしまう。問題解決能力を養うことができなくなる。その問題が大きくなれば、最終的に責任が取れる立場なので、トラブルと育成のどちらをとるかの選択になる。
私は、どうしても「育成」=経験を選択することに心がけている。
それが「思いやり」と思っています。しかし、それがすぐにわかり二度と同じミスをしない人、同じことを何度もしてしまう人。この人の違いってわかるでしょうか?
絶対的に違うのが、「人に迷惑をかけたかどうか」という事に気づいたかどうかで、仕事の前に人というものがあることを見えているかどうかです。
自分の仕事を見守ってくれている人たちがいるということを。
すべては、人と人の関わり合いで成り立っています。優しさと思いやりの違いによって、信頼関係の重さが違ってきます。
優しさを求めるより、思いやりを受ける立場にならなくてはならないと思います。それは、必ず自分の成長につながるからです。