既読スルー
- 2018年02月05日
- 社長ブログ
携帯電話の凄まじい進化にともない「インスタ映え」とか「既読スルー」とかいろんな言葉が増えて昭和生まれは対応にシックハック(^^;
さて、携帯がまだ普及していない時期には「無視」といったのでしょうか「既読スルー」
ラインという便利なアプリが普及し「複数人同時に電話・チャット・画像等」ができるという一昔前の夢の世界が現実化していますが、あまりにも便利が故そこに人間本来の長短所も丸見え。そこに都合が悪るかったり面倒だったりすると「既読スルー」という微妙な対処方法で、ひとまず回避。
さらに既読スルーが相手に知られないようにする「スルー」の技術もあるそうで。本当は全部見ているのに「気がつかなかった風」にでき、既読しているにもかかわらず読んでいないようにできる方法もあるそうです。
この微妙な対処方法は、受けた側にとって想像をかきたて、ときに正反対の結果だったり、些細なことが大きな問題にってこともある。
【人との関わり合いは、煩わしいもの 】
情報伝達機能が固定電話だった時代には、その煩わしいのを正面で受け止め、曲ろうが折れようが前に進んでいたような気がします。
今はどうでしょう・・その情報伝達機能の便利さが故の人間としての落とし穴のような気がします。
煩わしい人間関係を下地にこれら機能を使えば「ときに煩わしさ」から解放され、息抜きもできよう。しかし、煩わしさを外せるのを前提にこの機能を使い続ければ、コミニュケーションはどう形が変わっていくのだろうか。
活字では「承知しました」「了解しました」と返信されますが、いずれ「了解しました」=「既読スルー」となるのでしょうか・・
流通に従事するこの業界では人の関わり合いこそ「命」なんです。不特定多数を相手するわけではないルートセールスの世界だから。