現実味をおびた豊洲市場はどう?
- 2018年06月01日
- 社長ブログ
この切羽詰まった時に言うのもなんだけど・・・このままの状態で移転して大丈夫なのかって疑問だらけ。
この間の魚の習熟訓練で不安な声ばかり聞く。
一番の問題は、物流動線。
これは、魚に限ったことではなく、青果も同様。
ってことは、この豊洲市場は流通拠点でありながら、その機能を充分に果たせないということを意味している。
とあるテレビ関係の制作会社に「すばらしい市場です」とアピールするドキュメントを製作してほしいとの依頼があったそうです。その制作会社は、現状を調査した結果「嘘の報道はできない」と断ったそうです。
移転か~
「作っちゃったから仕方がない」とあきらめた気持ちで移転するならあまりにもリスクが高い。
一方で環境も見えていないうちから利権争いみたいなコストかけまくり、場所の争奪戦のようなことをしていて。
まずは、環境を見据えてから事を動かす、いわゆる修正ありきではいけないのだろうか。築地と同じ商売ができないのが分かっているのに。
一番肝心な「ランニングコスト」が見えていないということです。
ランニングコストが見えずに、次々と附録を付けていくことって、私には考えられない。
中間流通者が、コストをかけすぎて野菜が高くなるなら、本末転倒の話と思うのは私だけでしょうか・・・