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社長ブログ

どこもかしこも人間関係


話題の吉本興業。社員からも「どっちの味方?」なんて聞かれたけど、当たり前の話をしたら当然会社側に決まっている。しかし、あの記者会見でガッカリ。給与を減らす前に辞任すべきでしょう。同じ経営者の視点から見て「情けない」と言わざるを得ない。

あの場に来る前に、彼はどういうプロセスで事を収めようとしたのでしょうか。きっと、会社のコンプライアンスばかり気にとめて相談相手を弁護士など先生方に重きをおいたのでしょう。現場たたき上げの社長さんではないのではないでしょうか。

まずは、経営者も役割が違うにせよその法人の従業員。役割の違う部署でも、できる限り会社を支える仲間に相談すべきではないかと思います。

私も似たような事例をいくつか経験をしています。私は、先ずは現場の人たち、特に主軸となる社員に投げかけます。返ってくる答えに対して、最終判断を決める。最終判断こそトップしかできない重要な役割と思っております。

一度決断したことは、決してブレてはいけない。ブレることが今後会社に影響を及ぼす。それは、経営者と従業員の信頼関係にひびが入るからである。

吉本の社長が、最初に言い放った言葉を撤回しなければ、それはそれで指示されると思います。少なくとも私は、社長という立場で最終判断ことは、その責任のの重さ、重大さなど社長にしかできない仕事をしたことと思うからです。それが周りに認められないと判断したならば、潔く辞任。減給は女々しい。