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社長ブログ

令和元年


令和元年。何故か改元で喜ぶ人たちは、何をもって喜んでいるのかが分からない。祭り好きな日本人特有の行動?でしょうか。冷めてみていた自分がおかしいのかがわからない。

日本国においての象徴として、それを背負っている天皇とそれにかかわる人たちには、本当にご苦労様という事が言えますが、改元は別の次元だと感じています。以前の西暦でいいのではの話は、なんとなく納得してしまった自分がいて、しかし、天皇は必要と考えています。

さて、改元でわく一方で、悲しい知らせが舞い込んできて、元気がでない。弊社産直先のもっとも先進的に農業を考えている農家坂井ファームの社長が、農作業中に事故でなくなりました。平成最後の日に。JGAPも取得し、鶏・羊に直売所もつくり、小松菜・小ねぎなどを生産していました。残念でなりません。

人は、生きている意味をもっているそうです。いい人も悪い人もその役割を全うすると神様は召し上げてしまうと言っているひとがいました。生かされているという自覚が必要とも言われましたが、こうしていい人が亡くなると因果を感じます。

毎日反省し、毎日をめいいっぱい生きる。死ぬときに悔いは必ず残るから、少しでもその悔いを減らすように、毎日めいいっぱい喜怒哀楽を楽しむことが、人生ではないでしょうか。