9月30日 国産松茸
- 2016年09月30日
- お知らせ
本日の国産松茸です。
9月21日 ソレダメ!に出演しました!
今回のソレダメ!は
ピーマンの苦さを無くす方法を
伝授しました!
ピーマンは干せば
苦味成分が蒸発し苦くなくなります。
芸能人、岡本
めったに見せないターレー姿
初公開です。
この話ってメディアにクローズアップされて、知らない人はもういない。実際そこで働く人の話も聞かず、推し進めた結果の出来事。
市場の機能は、有識者と言われる人たちが頭をひねり議論に議論を重ね作り上げたものと認識しております。荷受会社は全国どの市場でも同じ機能を持ち、同じルールで運用されています。それは、行政が開設者だから、市場法なるもののルールを荷受会社に従わせて運営をしているからです。
ここで一番大切なこと、それは市場のほとんどが地域とともに生き残っている現実です。市場いわゆる荷受会社の対応は全国ほぼ統一。全国展開をしているところにとっては、都合のいい話ですが、歴史のある築地にとっては地域を無視しては語れないものが存在します。同じ市場なのに、それぞれの個性が市場によって異なる。それは、仲卸によって各市場の特色が作られているということです。
まずこれを頭において考えると、この移転問題も本当に正しい判断なのかが分かってくると思います。せっかく立ち止まったのだから、まずは基礎の基礎から見直してはと思います。
商売の常識なんて見出しにしたけど、半人前の私が語るのはなんだけども。モノの売り買いにいろいろな諸費用がついてくる。そんな諸費用に加えリベートなるものが存在する。景気の良いときに優位的地位をもつ側が考えた経費。まさに神業。「そうは問屋が卸さない」問屋のほうが商人としては上手だったころ(そんな言葉ができたのでしょうか)それに対抗するが如く神業リベートがあらわれた。小売側が成長する中、ルートセールスで販路を拡大し、順調に成長する問屋も余裕からか利益のおすそ分けを承諾。「共に成長しましょう」という問屋掌握作戦にまんまと飲み込まれる。商人問屋もツメが延び、得意先確保の手段としてこれを利用。自ら率先してリベートの提案をするものまで出る始末。すべてが景気の良さが招いた悲劇のはじまり。景気はやがて消費税などのきっかけからデフレスパイラルへ。いろいろな経済活性化のための策もことごとく効果持続なしの一時的な痛み止め。もはや世間の景気の流れに身を任せてる場合じゃない。お互いに自衛強化。いやせざるを得ない。
そしてリベートは、取引条件に欠かせないもののひとつとなった。そこに商売というやり取りも消えたように思える。