東京都中央卸売 豊洲市場 青果仲卸

社長ブログ

努力と期待と運と縁


今年もあと少しで終わります。平成最後の年でもある。来年は、いい年になると確信しているひとがうらやましいと思う。政治不安に働くな政策に増税。我々中小企業にとっていい話がない。

こんなご時世だから「努力」「期待」「運」「縁」が乗り越えるためのキーワード。

≪努力≫ 努力しているという言葉は、自分が自分への誉め言葉。他人へアピールすべきものではない。この自分への誉め言葉が、自信へと導かれる。

≪期待≫ 他人が勝手に思う気持ち。しかし、それを無視して気付かないと勝手に低い評価をされ「期待してたのに・・・」という陰口を言われたり、もともと期待されていないひとにそのポジションを奪われる。周囲の目を気にするようなレーダー感覚を持つことが必要で、自分がいつも期待されているという感覚を持つことが大切。

≪運≫ 努力したからといって全員成功するわけではないが、成功者は全員努力してるが、それを成功という成果に結びつけるのは運。

≪縁≫ 運を左右するのが縁。ひとは縁によって大きな刺激を受け、成長する。すべての源は、縁の力。

簡単に表現してみました。景気に負けず粛々とがんばろう!

市場ってどんな場所であるべきか


豊洲市場に移って早一か月が過ぎ、こちらの環境に慣れたところでいろいろな問題があることに気付いた。って言うより市場ってどんな場所であるべきかを考えさせられている。

築地市場は言うまでもなく築地地区いわゆる銀座・新橋という商業地区とともに成長しその名を世界にとどろかせるにいたった。その過程で欠かせなかったのは地域住民及び地域商業地区の小さな買い回り集団の行動にあると思っております。その小さな買い回りしている人たちが噂(評判)を流し、その噂通りの期待を裏切らない市場人のプロ行動こそそのブランドを構築できた要因のひとつと思っております。

築地市場が立地だけでなく更に成功した総合市場の背景には、商売規模の大中小の仲卸が存在したことにあり、大中小の取引先を対応することができた」本来市場はそうあるべき存在ではないだろうかと。

荷受会社が売り上げ重視した結果、地方の市場は大型スーパーなどのセンターのようになっている現状。

豊洲市場に至っては、マルシェなるものを企画しているようですが、我々の業界の人間をそのプロジェクトに参加することもなく、イベント会社と行政ですすめ豊洲市場をアピールすると言っています。キーワードは我々の培ったものがあると。

実際のプロという仲卸との接触なしに何を考えているのだろう。消費者をバカににするのもほどほどにしたほうがいい。

ましてやそんなまやかし企画で9000万円という税金を使う意味があるのだろうか。

12月産直案内


産直リスト2018、1210