東京都中央卸売 豊洲市場 青果仲卸

社長ブログ

営業の格言


売れてないね~。量販店も料理屋も。景気の悪さからだろうと思う。でもランニングコストを考えると、暇だからしょうがないでは済まされない。そんな時こそ暇なうちに準備や勉強をしておくのがいいでしょう。

モティベーションを維持するためにではないですけど、基本に戻る意味もあって書き留めた格言を見ていると、懐かしいものが。

【営業風林火山】 

営業の速きこと風の如く 

傾聴すること林の如く

提案すること火の如く                          

値引せざること山の如し

誰が考えたのかわかりませんが、今こそこの格言が生かされる時が来たとおもいました。

先輩たちが残してくれた言葉は、いつの世でも人間がなす限り大切なものだと感じてやみません。


目指すモノのパワー


2月18日、私の母が2度目のガンの手術をしました。84才になる母は、大正琴が大好きで日夜練習し全国大会に出ることを楽しみにしています。全国大会目前でまた手術。心が折れるのは当然のことと思いきや、「頑張って全国大会出よう」という言葉に、生きるスイッチがはいったようで、術後5日目に立ち、今週末退院と。約30~40センチ腸を切った84才のばーさんとは思えない回復ぶり。

単なる生きることだけでできたことではないと思いました。目指すモノのパワー、目標を心底思った強い気持ちが、生きるための体のパワーを生み出したのではないかと。

一時は「長く生き過ぎた」などと言っていた老人が、目指すモノのパワーで見事復活を果たそうとしている。

何でもそろっていて、ぼ~っと過ごしている。目標もなく。しかし、あと数年しか残されていない命と分かったときに、きっとその人たちは、おどおどしてその日のくるのを怯えて過ごすのではないでしょうか。

目指すパワーを意識して生きていこう!

働き方改革って?


友人よりこんな言葉をいただいた。働く意味をどう今の若手に伝えたらいいのか。

ここに書かれていることを「働き方改革」を推進する人は、これを理解しているのだろうか。また、その当事者である従業員は理解できているのだろうか。

        「権利を主張して義務怠る」

そんな人が目につくようになった。最近のニュースでは今までになかったような事件ばかり。飲食店のアルバイトの信じられない行動。いままでもあったのかも知れないが、我々はびっくりするばかり。

教育・育成をどういう時間と費用を費やすのか。中小零細企業の経営者にとって頭の痛い話です。

          「叱咤激励」

これを今の時代ではパワハラという。単純に時代が違うとかたずけていいものあろうか。

時間は寿命


西太の格言に「時間は寿命」という言葉があります。時間は止めることはできません。それと同時に寿命も止めることができません。

時間は、命と言っても過言ではないでしょう。日々命を燃焼し、いつ寿命がつきるのか分からない運命とともに共有しているのが時間。

だからこそ、今日やらなければならないことは、今日やらなければズルズル先延ばしになり、結局やらずじまいになる。それは、過去に追われることであり、前に進むときに壁となって現れる。それが後悔。

西太には、それにリンクした格言があります。その時間を大切にするため

「早い判断・早い実行・早い修正」

後戻りできない時間に、前へと進むための行動の基本です。どれも時間を無駄にしない即実行を意味しています。

後悔先に立たず。前に向かって頑張りましょう。


山形県産 千葉農園


原木生椎茸のどんこ椎茸

千葉農園の原木生椎茸の花どんこが始まりました。これがくると春はもうすぐって思います。

この花どんこ。千葉農園の生シイタケは、食菜の王国で紹介した商品で、肉厚で椎茸の味は濃くて他の野菜と混ぜてもその存在感を残し、焼いても縮まず、生シイタケの王道をひたすら歩む商品と言っても過言ではないでしょう。

産量がすくないので、それを知っている和洋中のシェフがこぞって買っていく。

食べてみればわかる。


逆風なのか・・働き方改革


≪もうひとつ考え方≫

この2019年は、我々の業界に逆風(?)なのか。

ただ豊洲に移ってから街にクリスマスや正月の雰囲気もなく、思い返すとほのぼのとした行事が薄まっていき、暴徒化したハローウィンが目立っていたような気がする。それは、景気の悪さのストレスのようにも見える。
さて、なんで逆風と思ったのか。
 労働者観点で決して悪いとは思わないが、「稼ぎたい」という人「仕事をもっともっとスキルアップしたい人」「会社成長に貢献したい人」などの仕事が面白くなってきた人たちにとって本当に為になるのだろうか。

会社は、それを残業などの形で支援する形をとっている。結果の出ない努力を残業という形で会社は支援する。そんな残業や休日返上の話はよく聞く。がしかし、それは前述したように仕事にたいしてのモティベーションがあった場合と思う。

仕事が面白くなるのは、事の流れを把握でき、仕事に対する何かの出来事がきっかけでやる気になるチャンスがあったとき。それは、プロとしての一歩。会社に入った以上は、中小の場合全員にそのチャンスが回ってくる。いや回さないといけない。しかし、そのチャンスを与えることが難しくなってくるように思う。新入社員は、見た目より、人がジャッジした以上に活躍するかもしれない無限なパワーがあると思っております。が、それはいくつもの壁を乗り越えなくてはならず、しかし、乗り越える前に時間切れ。

壁を乗り越えるための残業や長時間労働と称される労働は、「育成」という観点でみることもでき、結果こそ出ていないが将来未来のための会社からの温かい支援と受け止めてほしいものです。それはいずれ「責任」という会社のとって大事なキーワードを心底理解した人間を作り上げるものと思っているからです。