逆風なのか・・働き方改革
- 2019年02月05日
- 社長ブログ
≪もうひとつ考え方≫
この2019年は、我々の業界に逆風(?)なのか。
ただ豊洲に移ってから街にクリスマスや正月の雰囲気もなく、思い返すとほのぼのとした行事が薄まっていき、暴徒化したハローウィンが目立っていたような気がする。それは、景気の悪さのストレスのようにも見える。
さて、なんで逆風と思ったのか。
労働者観点で決して悪いとは思わないが、「稼ぎたい」という人「仕事をもっともっとスキルアップしたい人」「会社成長に貢献したい人」などの仕事が面白くなってきた人たちにとって本当に為になるのだろうか。
会社は、それを残業などの形で支援する形をとっている。結果の出ない努力を残業という形で会社は支援する。そんな残業や休日返上の話はよく聞く。がしかし、それは前述したように仕事にたいしてのモティベーションがあった場合と思う。
仕事が面白くなるのは、事の流れを把握でき、仕事に対する何かの出来事がきっかけでやる気になるチャンスがあったとき。それは、プロとしての一歩。会社に入った以上は、中小の場合全員にそのチャンスが回ってくる。いや回さないといけない。しかし、そのチャンスを与えることが難しくなってくるように思う。新入社員は、見た目より、人がジャッジした以上に活躍するかもしれない無限なパワーがあると思っております。が、それはいくつもの壁を乗り越えなくてはならず、しかし、乗り越える前に時間切れ。
壁を乗り越えるための残業や長時間労働と称される労働は、「育成」という観点でみることもでき、結果こそ出ていないが将来未来のための会社からの温かい支援と受け止めてほしいものです。それはいずれ「責任」という会社のとって大事なキーワードを心底理解した人間を作り上げるものと思っているからです。