東京都中央卸売 豊洲市場 青果仲卸

社長ブログ

仕入はモノだけではない


結局、このコロナ問題の中でも市場は自粛することなく、営業しています。

市場に訪れる人が極端に減る中でも、やる気のある得意先は、量販店のみならず外食得意先も来ています。

ある日のエピソード。モノを買わず、話だけして帰る人が多くなってきたときに、従業員から「商品買わないでなんでくるんですか?意味わからない」って。

なるほど、モノを買うのことだけが仕入と思っているんだと気づかされました。市場にプロがいなくなってきている現象のひとつ。

幸いにして私は話好きで、毎日来ても違う話ができる徳をもっており、話題も事欠かない。モノを買わない人の仕入は私のネタです。

きっとその得意先はそのネタでお客様を楽しませているでしょう。美味しいものをよりおいしくさせる会話。その会話のネタを仕入れる。

仕入は、モノだけではない

いくら美味しいものを作っても、次そこへ行くとは限らない。お客様がまた行きたいと思う「味プラス店の雰囲気」それが一番大事。

やる気でやってる?仕事


このコロナ問題で、仕事のモティベーション保つのが大変。従業員も同様だと思っていて、しかし、いずれこのコロナ問題も徐々に解決していくと仮定したとき、いきなりは動けない。

この状況で少しずつでもスキルアップを図るように、勉強(得意先への連絡・販売データの調査など)よく考えれば限りなく仕事はある。

向上心があれば、この暇なときに充電(勉強)していた人がいずれ突き抜けてくるだろうと思います。こんなチャンスはめったにない。

しかしながら「働かされてる感」で仕事をしている人に向上心などない。大概は、自分で限界を作り「できない理由を探し」、権利を主張するのみ。

仕事を追っている人は、「仕事の美学」を求め、常に達成感をもっていて、ある意味で一日の終わりが存在していない。イメージが沸々と沸き上がり、夢と現実が錯誤する。仕事に夢を作ることができるようになる。

こんな日々だからこそ、スキルアップを目指せ!