活字と会話
- 2020年10月27日
- 社長ブログ
コロナ禍でネット(活字)で済ましてしまう事が余儀なくされています。ビジネスとしてはそれは証拠となり、思わぬトラブルを防ぐことになり、より正確な仕事ができる大変喜ばしいものです。
一方、仕事を含む相対でのやり取りはどうでしょうか。ラインなどのSNSの普及により、友人・家族などのコミュニケーション、仕事にかかわることも活字で済ましてしまう風潮っていかがなもんでしょうか。
日本語の特徴として含んだ言葉や相手に気遣う曖昧な表現が用いられます。それは、相手に対しての思いやりであり優しさです。イエス・ノーを外国のようにはっきりさせない思いやりのある日本語。その反面活字にすると、言葉の柔らかさいわゆるニュアンスが伝わりにくい。それを克服するがごとく絵文字やスタンプなるものが存在しますが、夢中になる会話によってはそれを忘れがちになることはないでしょうか。そこで、思わぬ心の行き違いによるトラブルに発展することを耳にします。
マスクを強いられる中、人間しかできない喜怒哀楽の表情というものが、隠されてしまうので、なるべく活字ではなく会話をすることがとても大事になってきている。世知がない世の中ではあるけれど、相手の心と会話をするように心がけてた方がいいと思うのは私だけでしょうか。
会話が苦手な人も、人間しかできない言葉という情報伝達(喜怒哀楽)としての会話、それは積み重ねることで相手の心がわかり「言わなくてもわかる」という思いやりが生まれてくるのではないでしょうか。
こんな時代だからこそ会話をしよう。