東京都中央卸売 豊洲市場 青果仲卸

社長ブログ

2025年 明けましておめでとうございます。


激動が予想される2025年の幕開けです。

とは言ってもと青果は関係ないと他人事と考えている人もチラホラ耳に。関係あるんです。

この業界は「カレンダー」「天候」「経済動向」に左右されるんです。

昨年の不甲斐ない数字は、それを証明させています。

さあ見えない努力をコツコツする時期がやってきました。今は得意先を蛇のように絡みつき動けなくする商売。魅力的な商売を考え、コツコツと積み重ねて頑張りましょう。

 

2024年もあと少し


あっという間に2024年が終わろうとしています。振り返るといろいろな問題を解決し、そしてまた新しい問題に直面しています。

こうした試練は、運命として受け入れていかなければならないと思っています。

試練を努力して乗り越えることで、「偶然」「奇跡」など想定外の出来事に遭遇し、成長できたように思えます。

私の努力はみんなには見えません。それが努力なんです。

もう遅いとか思わず、チャレンジし続けることが大事で、チャレンジ中の失敗は失敗ではなく、本当の失敗はあきらめた時。

痛みや悩みのない人生はないんです。

来年こそはという気構えで今年をお過ごしください。

 

この時期だけのお客様


今年は以前になく松茸が長く入荷していて、いまだに中国松茸は終了するも少量ながら国産松茸が入荷していて、短期間集中販売が恒例ですが、今年はマラソンしているようでモティベーションの維持が大変でした。

この時期のみのお客様が来店する時期でもあり、一年ぶりにお会いすると懐かしさや一年という時の流れを良きせよ悪きにせよそれぞれの生き様を聞かされて、人生勉強するいい機会でもあります。

特に世代の考え方は、昭和の我々が業種問わず同じような悩みを感じていることに変な安心感を感じました。これでいいのかなという疑問をもちつつもそれらを受け止めて、ストレスに似た違和感の中日々すごしている昭和人。

鈍感力を身に着けていくことが、これからの昭和の生き様でしょうか

 

会社は誰?


会社は人の集まりでできています。強力なリーダーシップ・強力な資本など様々な引力によって人が引き寄せられ、人が集まりそれを誕生から成長させ半永久に維持存続します。

会社内部の環境は「修正・改善の提案」によって変わっていき、それは会社全体の脱皮となります。

与えられた環境で我慢を強いられると思っている社員は、「働かされてる」という感覚から脱皮できていない。環境改善は、経営陣に納得させる力が必要不可欠。

自分の会社の方向性・ポリシー・理念などを理解しての改善・修正案であれば、必ずや経営陣も納得する事でしょう。そしてそこに生まれるパワーは、きっと業績を伸ばす結果となるでしょう。

「どうせ・・」「言ってもね・・」などはじめから負けることを想定しているのは、「思いつき」がほとんど。よく吟味してその思いつきを実現に導くのは、吟味する事。反対意見すら想定内にいれての提案。

{出来ない}という発想ではなく{どうすればできるか}です。

 

 

論と倫


「言うがやすし」言いたいこと言うのは簡単だけど、いざ実践となると大変な事だよっていう事なんだけど、論じることもとても大事。言(ゴンべん)が人(ニンべん)となると「倫」となり、これは「人の生きる道」と説く人がいる。論でサトルは「論理」倫でサトルは「倫理」。

私は、百聞は一見に如かずとこの論と倫は同じように聞こえてきてなりません。最近何でも簡単にことを進めることを推奨していて、生き急いでいるように思えてなりません。

やっていることにあまりにも物語(論と倫)が少ないように思えてなりません。モノが人手に渡るには、大小のドラマが繰り広げられ、その喜怒哀楽があってこそその商品に価値が生まれると思っています。

価値があるものこそこれからの世の中生き残るのではないでしょうか。

さあ、これから一つ一つのものを見直して、それに物語があるのかどうか気にしてみようよ。何か得るものがあるかもよ~

 

メディアタイムズ~社長名鑑


久しぶりに取り上げられました。

https://shachomeikan.jp/industry_article/2435

 

ぼやき


今年は石川県の震災から始まり、次々と不幸の連続。気を付けていても自然災害は防ぎきれない。神のみぞ知るってところでしょうか。

さて、当然被災地に復興に向けての各々の立場で、義援金、ボランティアなど支援の輪が広がっています。その形はどうあれ被災者・被災地を思っての行動であることはありがたいことです。

ただ、一番重要なのは「本当に困っているところに届ける」ということにつきます。石川県は狭いようで広い。金沢市と輪島市では3時間あまりかかる距離。石川県の被災地として金沢市と輪島市では被害状況は格段に違う。

そんな情報もろくに取らず勢いだけで、金沢市関連事業所へ被災見舞を出してしまった事、冷静になってもらいたいものです。みんなから徴収した組合費からの支出ですよ。

 

 

謹賀新年


明けましておめでとうございます。

今年の幕開けは、惨事に継ぐ惨事の話題ばかり。コロナが収束しつつある中で「え!またかよ」と思うくらいに続いています。

こんな時こそ「目配り・気配り・心配り」という自分だけではない周りに注目する事をしなくてはならいと思います。秋葉原での無差別殺人未遂も携帯電話ばかり見ていた?ことで、周りへの関心が薄れているところで、その犯人の事前に見れる異常行動に、いち早く気づくことができなかったのではと推測できます。

周りへの目配りがあれば、そういった危険も回避できるし、気配りがあれば周りの人に憤りを感じさせることもない。そして心配りをする事で、関わる事に優しくなれる。

さあ、顔をあげて周りを見渡して、今年も具体的に行動しましょう。

ありがとうございました


今年は後厄の洗礼を受け続けた年でした。健康が何よりと先輩たちが言っていた事も身に沁みます。

さて、この度やっと組合も改名にこぎつけ「豊洲市場青果卸売協同組合」になりました。

改めて私のお役目を紹介します

その他に高千穂大学評議員も。

来年がよい年になることを期待して、本年はお世話になりました。

ありがとうございました。

組合改名 豊洲市場青果卸売協同組合


本年もあとわずか。年々活気が感じられなくなっていると思うのは私だけでしょうか。

そんな中、わが所属する組合がやっと改名いたしました。伝統という言葉が壁となり、築地を捨て豊洲にすることに臆病になっていたように思います。

今は決して伝統を捨てたわけではない、その伝統は組合員の商売で受け継がれるものであることを5年を経て組合員69名が感じたことでしょう。

さあこれからの豊洲市場青果卸売協同組合に期待してください!