産直情報
- 2019年04月22日
- 社長ブログ
新潟県産の契約農家からの荷が順調に入荷しております。カレンダーに報告されている生産者・産地以外にもございますので、各担当もしくは弊社岡本までお問合せください。
新潟県産の契約農家からの荷が順調に入荷しております。カレンダーに報告されている生産者・産地以外にもございますので、各担当もしくは弊社岡本までお問合せください。
「反省なきものに進歩なし」という先輩の話はよく聞きます。私は、この話をするときに弊社格言の「同じ失敗は二度と繰り返さない」ということを話します。
失敗しない人間なんていないと思っています。失敗した経験をどう生かすのか、どう反省するのかで、次に進むステージが変わると思っています。同じ失敗を繰り返すことは、「信用と信頼」をなくすことだからです。
働き方改革で、仕事もシェアーしなくてはならないことが多くなっていく中で、同じ失敗は多くの人に迷惑をかけることになり、許されないことであります。
叱咤激励ということとパワーハラスメントが曖昧になっている現代では、会社の存続は人の成長とリンクすると思っており、
失敗→怒られる→反省→同じ失敗はしない→本人の成長→会社の成長
それが
失敗→誰かが補う→反省なし→同じ失敗をする→危機感のない注意を受ける→また同じ失敗をする→反省なし→ポジションから外される
あくまで本人自身が気が付かなくては阻害されてしまうシナリオも考えられる。怒られて気付くことが人間だからあると思います。
よく言い方の悪さなどがあげられますが、危機感という面(会社だったり、本人の成長)を考えると、冷静に優しく教えるなんて現実的だろうか。
これは落花生の発芽するところです。たいして珍しいものではありません。どこにでも見れる植物の発芽です。
しかし、これが生きるために、力強く地表を割って出てくる生命力と見たらどうでしょう。
これから何が起きるか分からない世界へ、ただ生きるために重い土を押し上げ、天に向かってひたむきながらも力強く立ち上がろうとする姿。
何気にひとりで感動。
昨日新年号が発表になり、新しい時代?の幕開けとなるわけですが、中小企業の我々にとって「令和ならぬ冷和」にならなきゃいいけどと思っております。
景気が冷え込んでいるのは、我々庶民は痛感しており、天候も三寒四温といいながらも、今日も冷え込んで。
これで増税したら、正に令和ならぬ冷和になり、デフレスパイラルになるように思えてなりません。
小さな小舟の我々は、あてにならない今の経済の荒波が落ち着くまで様子をうかがうのがいいように思えてなりません。
号外に群がる人々を報道でみて、群集心理の恐ろしさを感じ、外国メディアには右派になるのでは?と懸念されてる「令和」という新年号は、命令、法令などの「令」が強くならなければいいなと思いました。
今の日本は「冷和」と思ってるのは私だけでしょうか。
西太の格言に「人に優しく 仕事に厳しく」という言葉があります。これは、ある人が私にくれた言葉です。君はそれができていると褒められ、よりその言葉の深い意味を考えさせられました。
本当は私がフォローすれば問題なくできてしまうことも、わざと見過ごし、失敗させる。
手を差しのべるときっと社長は優しいと言われる。しかし、その当事者の成長を阻害してしまう。問題解決能力を養うことができなくなる。その問題が大きくなれば、最終的に責任が取れる立場なので、トラブルと育成のどちらをとるかの選択になる。
私は、どうしても「育成」=経験を選択することに心がけている。
それが「思いやり」と思っています。しかし、それがすぐにわかり二度と同じミスをしない人、同じことを何度もしてしまう人。この人の違いってわかるでしょうか?
絶対的に違うのが、「人に迷惑をかけたかどうか」という事に気づいたかどうかで、仕事の前に人というものがあることを見えているかどうかです。
自分の仕事を見守ってくれている人たちがいるということを。
すべては、人と人の関わり合いで成り立っています。優しさと思いやりの違いによって、信頼関係の重さが違ってきます。
優しさを求めるより、思いやりを受ける立場にならなくてはならないと思います。それは、必ず自分の成長につながるからです。
中原農園の人参は来週で終了予定です。
新規商材としてベレズエーレ中山のイタリアニンニク(アリオーネ)の花芽を今年は5月中旬頃~出荷を予定しております。
飲食店様を中心にアナウンスをお願いいたします。
今回は長文になるよ~
政府は、いよいよ隠しきれない現実を次々と数字という根拠で認め始めてきました。それは、景気です。大衆のほとんどの人が、この夢のような好景気持続を実感のないまま踊ってまいりましたが、数字の根拠で架空だったことに気づきました。
そこで我々中小零細企業は、政治が放った3本の矢から飛び散った、「苦悩する3本の矢」によって別な意味の試練を強いられる。これは将来の日本に吉と出るか凶と出るか、この国勢のない日本を支えているのは、我々中小零細企業であるということだからです。
1つ目の矢・・・≪消費税増税と訳の分からない軽減税率≫
この軽減税率ってホントに軽減されるのか?ひとつ我々の業界では、税金で利益を落とす仕組みになってしまい、相談窓口に相談しても答えにならない答えをもらい、税務署に聞いてくれというのが最後の答え。1例を上げると、物流費及びリベート。生鮮食料品の流通につき税率8%でのやり取り。しかし、現実は〈売上ー物流費負担=売上〉とされているためにリベートは8%での計算でしか請求できない。したがって売上(8%)ー物流費負担(10%)ー加工等費用(10%)の税金の負担がある。リベートは、販売促進費とか協賛金などの名目でなくならない優位的地位の最たるもので、とうてい根絶できるものでもないのが現実。中間流通は、円滑な流通を目指し、尚且つ末端がよりよく効率に収益を上げるためのお手伝いを使命として、日夜頑張っていますが、その使命と言われるすべてに税金の差額負担がでることをどう考えているのでしょうか。消費税は、実行するならば一律ですべきこと。この国勢のない日本では、逆に5%に下げて活性化に期待をし、勝負の舵を切れば日本の活力が蘇るような気がするんですが、どう思います?
2つ目の矢・・・≪働き方改革という働くな稼ぐな改革≫
これがすべてをおかしくさせている。生活が少しでも豊かになるために、一生懸命働いて会社の仕事以外にもアルバイトなどをして稼いで、それが許されない会社であれば、残業をして稼いでいた。ところが、そういった個人的な努力を稼ぎたくない人の声を大きく受け止め、法律で法人に圧力をかけ抑制してしまう。ライフ型という人は、それがベスト。しかし、ワーク型という人にとっては、難儀。会社も同様で、「育成」をモットーとしている会社は、「残業」という名の「社員に投資」をして、その成長を援助する。仕事は、単純作業でない限り時間のかかるもので、同時に育成も同様である。どの職業でも人がかかわるがゆえ、コミュニケーションが重要であり、生鮮を扱うこの世界ではなおさらである。仕事は、分業化され過ぎても、得意先のニーズに応えきれない。いわゆる「目利きのプロ」の育成が必要不可欠。ましてや「パワハラ問題も壁になる」。最近目につくのはSNSで悪質投稿。私は、マニュアルでは片づけられない実態が表面化したとみています。そういったバカげたことをしそうな従業員に対して、防犯的威圧を感じない状況を作ってしまっている現状。「叱咤激励」をパワハラとしてみなすのは、いろいろなリスクの覚悟が必要。しかしながら、法の整備が遅れている。採用時にはそれを見極める術がなく、気が付いた時には時すでに遅し。料理屋も同様。料理人の世界も職人。生鮮流通にこの制度は、日本の食文化を破壊してしまうと言っても過言ではないと思っております。
3つ目の矢・・・≪外人雇用の緩和制度≫
働く人がいない。ホントかね?不労収益を得ようとする人、権利主張して義務怠る人を見せかけの豊かさで作ってしまった増やしてしまった社会が起こした結果ではないだろうか。派遣などによって、会社がリスクを一時回避した結果、社員教育などを怠った会社が起こした結果、3Kという言い方で肉体労働や単純作業を揶揄した結果、学校教育においていろいろな職業(日本を支える中小零細企業)を幅広く教えていないことが幾重にも重なり、日本人が勤勉で一生懸命やり遂げてきた歴史を、根底から揺るがし、揶揄した職業は、単純作業とみなされ外人に頼らざるを得ない状況にまでなってしまっている。日本人総活躍社会は、活躍できない場所・制限がコンプライアンスによって制御され過ぎて、イメージとは程遠いものになりつつあるのではないだろうか。すでにそれは、職人の世界まで。熊本城が地震で倒壊しかけて、現在修復工事を行っている。歴史的建造物、日本の文化の財産。それを修復しているのがベトナム人。どう思いますか?日本の伝統をベトナム人が継承する現実を。
売れてないね~。量販店も料理屋も。景気の悪さからだろうと思う。でもランニングコストを考えると、暇だからしょうがないでは済まされない。そんな時こそ暇なうちに準備や勉強をしておくのがいいでしょう。
モティベーションを維持するためにではないですけど、基本に戻る意味もあって書き留めた格言を見ていると、懐かしいものが。
【営業風林火山】
営業の速きこと風の如く
傾聴すること林の如く
提案すること火の如く
値引せざること山の如し
誰が考えたのかわかりませんが、今こそこの格言が生かされる時が来たとおもいました。
先輩たちが残してくれた言葉は、いつの世でも人間がなす限り大切なものだと感じてやみません。