東京都中央卸売 豊洲市場 青果仲卸

社長ブログ

THE MATCH 2022


6月19日は父の日・・だって。特にイベントもないので、世間で噂の格闘技を見ることにしました。直接の観戦はできないので、TV観戦。10時間テレビを独占して、観戦。

やたらyoutubeで闘志を燃やすやり取りが気になって、ついつい見ていました。注目していたいくつかの試合の中で、おもしろ半分で見ていたのが「YA-MAN VS 芦澤竜誠」

結果は予想通りでしたが、勝利者のトークをしたYA-MANの話がよかった。言い方はヘタだったけど「自分は凡人だけど努力すれば夢が叶う」という事。彼の努力してきたこと、練習だけでない生活も含めた今までの人生が、しみじみ伝わった。

前にも載せた「努力したって全員成功するとは限らない。しかし、成功しているヤツのすべてが努力をしている。最後は運が導く」って。

絶え間ない日々の努力の積み重ね。ツライと思うと楽しくない。楽しくないと続かない。私は、楽しくするように努力しました。だから、今がある。楽しくポジティヴに続けよう努力を!

インスタ始めました


メタ(Facebook)ではうまく伝えられない部分もあったので、インスタをやることになりました。リアルに情報を伝えようと思います。是非フォローしてみてください。

nishita.3125

👆よろしくお願いいたします。

2年ぶりの新潟+インスタ


コロナも落ち着いたところで、2年ぶりの新潟へ。今年も変わらない連中(契約生産者たち)とワイワイとにぎやかに「今年と来年の生産品の確認」など短いくらいの時間を過ごしてきました。今年も例年並みに美味しさを保っています。是非ご賞味ください。

さて、SNSの時代到来に伴い、メタ(Facebook)に次いでインスタを始めました。バラエティ系の案内というコンセプトではじめました。 nishita.3125 フォロー宜しくお願いいたします。

言われないとやらない


ハラスメント問題は、多方面にわたり通達されていますが、「言われなとやらない」やらされている感で仕事をする社員が、あちこちで問題視されている。中間管理職は、「パワハラ」を恐れ、見て見ぬふりさえする。

すべて杓子定規で判断しペナルティを科し、そのことで個人が成長するのでしょうか。

叱咤激励という言葉が死語になりつつある中、将来のある社員育成に苦慮している社長は、私だけではないだけに何とかしてもらいたいものです。

ちょっと作業ができると仕事ができたように思ってしまう。世の中そんなに甘くない。そういう甘い考えは、会社に大きな損失を与える危険性がある。過去に散々私は経験してきたこと。

ハラスメントの壁に本当に、向き合っているのは社長を含め上席の人たちでしょう。

己を知る


「人は人、ウチはウチ」ってよく子供の頃言われました。決して豊かではなかった私の幼少期。笑えるエピソードいっぱいあるけどそれは機会があったときに話しますね。

今現在世間は、コロナの影響もあってか生活様式にあちこち変化が見られます。会社でいえば待遇など会社によって格差が出てきているように見えます。市場では、中小仲卸が主となっているので、なかなか大企業のような待遇はやりたいけどできない現状。経営者の頭が痛いところです。

メディアでは、市場に限らず中小企業がやりたくてもやれない新しいビジネススタンスを紹介して、あたかもどんな会社でもできる風なことを放送しています。それに感化され転職する人も多いのではないでしょうか。

会社はM&A関連、人は転職サイトと毎日のテレビ・SNSなど溢れんばかりの宣伝ラッシュ。

あれを見ていると、それが得するように思える。「徳」ではなく「得」。NHKの番組でフリーランスをクローズアップして、その光と影を見事に分かりやすく放送していました。

結論から「己を知れ」という格差を生む現実です。

新しい人生を選択するのであれば、先ず己を知って、過信することなく、牛歩でも前に進める人生を選択してほしいものです。そんなに世の中は甘くはありません。

友達のアドバイスもいいですが、選択を間違えた結果を友達は救ってはくれません。その道の尊敬できる人達の話をよく聞き、己を知り(痛いところを突かれても素直に聞き入れる)間違った道を選択しないように、その時を待つことだと思います。

何が起きるか分からない時代だからこそ、生き急ぐことは個人ではあまりにもリスキーではないでしょうか。

先ずは己を知ることです。

買い回り仕入の限界


築地という立地で、地域に有名問屋が集結していた市場は、買い出し人にとって便利であった。しかし、豊洲に移るとそうはいかない。買い回りバスによって軽減を狙うも不便さを感じる。頑張って6街区(魚)と5街区(野菜)を行き来するも距離があり、移動だけで往復30分は覚悟しなくてはならない。

豊洲に移転が決まってから、私は築地的仕入の限界を唱えていて、更にコロナによって、その限界を目の当たりにすることになり、日々不便さを愚痴るお客様にお決まりフレーズの「だから言ったでしょ」と言っております。

買い回り仕入をするお客様に、常に私は「仕入先の軸を決めて」と言っております。そのためには、仲卸の内容を知ることが大事です。仲卸は、大口得意先によってその機能が違います。120あまり同じような店構えなのですが、その内容は、個性豊か。市場において、より良い仕入をするためには、仲卸を知ることです。きっと自分に合った仲卸が見つかるはずです。

仲卸の経営も、いろいろな締め付けがあり、以前のようにはいきません。それが結局実需者にしわ寄せがいってしまうのです。だからこそ、その対策をこのコロナ禍のうちに修正したらと思います。

以前にも唱えたように、「仕入とお買い物は違う」のです。

生き急ぐなよ


コロナでいろんなことが見えたのはいいけど、何かにみんな焦っているような気がする。目まぐるしく景気は揺れ動き、SNSの超加速浸透で情報が溢れかえり、真実も見極める時間さえ無くなっているように思える。

還暦を迎えて振り返る機会が増え、想像もできない未来にただ我武者羅に突っ走ってた。この仕事を通じてたくさんの人と会い、たくさんの人生勉強もさせてもらった。

私には、師と仰ぐ人がたくさんいる。だから、その人たちの期待を裏切らないように、常に走ってきた。エスカレーターの逆走の日々。そろそろ踊り場にたどり着いてきているように思える。

何かを判断する時に、自問自答だけでなく、人生をたたき上げてきた先輩たちの経験談を聞くことを勧めます。経験がいつの時代でも形を変えて、教えてくれる。だからこそ、先輩のポジティヴな経験話を聞くように心がけたほうが良いと思います。

これからできる限りの継承していこうと思っています。公私にわたって。実践経験を元にしたことしかアドバイスはできないけど、近道を教えられたらと思う。ただし、生き急ぐ事なかれ。それとは意味が違う。経験に勝るモノは絶対にないという事を。

生き急いで転職に転職を重ねると、いつしか世間は経験値という有利な部分とは裏腹に、簡単に人と縁を切る軽い人と見られる。法人と個人どちらも人間という感情の動物がコントロールしていることを忘れてはいけない。

還暦


早いもので実感はないけど「還暦」を迎えてしまいました。とりあえず過去を振り返りながら、この一年間還暦を味わっていこうかと思います。

還暦=初老ってことに世間はなるけれど、周りからは「こんな元気な老人は嫌だ」なんて言われています。第二の人生のスタートという人もいますが、自分は変わらないのが一番と思います。決してチャレンジを嫌がっているわけでもなく、ただ、自分がここまでになれたのは、周りの人の後押しなしでは考えられません。

自分で声に出して目標を他人に伝え、それをひたすら目指しやり続けている。有言実行。こんなに重い言葉はありません。自分のみならず続かなければ、他人に失望させてしまいます。自分のはいたツバを呑まないほど厳しくツライ物はない。自分との闘いだから。

東京都より任命された「取引委員」も今月で卒業。今度は、副理事長としての職務に就くことに。還暦になっても変わらぬ元気印で、がんばろう!

メリハリ


仕事は楽しくないとやってられない。楽しいとか嬉しいとかは、メリハリによって引き起こされる感情と私は考えています。いい事、成功、達成などは、つらい事、苦労した事などの楽しくない事を乗り越えて味わえたもの。

何もかも満足いく状態(メリハリのない)は、それすらを満足できなくなるのが人間。メリハリすなわち喜怒哀楽。平和は、不幸があるからその素晴らしさを実感する。つらい厳しい事を乗り越えたから、成功や達成など厳しければ厳しいほどその喜びは大きくなる。

得意先の料理屋さんで休みなしで死に物狂いで仕事をしている人たちがいます。本人は「キツイよ~」「疲れるよ~」など愚痴をこぼしつつ「楽しい」「やりがいがある」など言っています。かなり瘦せている姿は、その現実の厳しさを物語っていますが、目つき顔つきは前をしっかり見ているように見えます。

希望に満ちた姿。老若男女問わず素晴らし人間の輝きを感じ、パワーをもらったような気がします。

今年で還暦を迎える自分、気力体力ともコロナに押され気味で、下向き加減だった日々からの脱却のきっかけにしなきゃ得意先に元気をあげられない。

おカネ君の話


おカネ君は、臆病者で寂しがり屋。いつも自分の後ろについてくる。仕事を一生懸命やってるときは、前を向いているので、おカネ君がついてきているのに気づかない。

ある時、ふと気になって振り返ると、おカネ君はビックリして固まった。近づくと後ずさり。おカネ君ともっと近づきたくて、じりじりと詰め寄るとあたふたとおカネ君たちは、逃げるように離れていく。

きっとおカネ君たちに嫌われているんだと諦めて、また前を向いて仕事をすることにした。しばらくたって、何となくうしろがザワついているのに気が付き、ふと振り返るとおカネ君たちが前にも増して集まってきていました。でも、おカネ君たちに近づくと幾人か逃げて行った。

逃げて行ったおカネ君たちは、どこへ行ったんだろうと気になって、その行方を捜した。居ました。寂しがり屋で臆病者のおカネ君は、いっぱいおカネ君たちがいる安心して居られる人の元に。

仕事には対価は付き物。しかし、対価を求めて仕事はしてはいけない。先ずは、仕事を成功させること。黙って対価はついてくる。