指示待ち妖怪
- 2021年06月25日
- 社長ブログ
このコロナ禍で、気力がフリーズしているようで、いつ解凍される日が来るのか自分でも不安になる。得意先の頑張り屋さんが、軽い鬱になったことで、益々不安になる。
周りを見渡すと淡々と作業をこなす社員がいて、作業終了すると蜘蛛の子を散らしたように消えていく。会社という法人は、それはそれでよい事と判断する。作業であればそれはそれでいい。
しかし、私は、仕事をするのと作業をするのとでは違うと思っていて、仕事がなければ当然作業が発生しない。暇という現在が、未来にデフレスパイラルにはまってしまったような妄想に囚われるんです。人は、時にこれを「小心者」とかいうでしょうね。まったりとした時間は、余暇ならいいのだけれど、仕事中もそんなムードに押し流されているような気がしてなりません。
さて、私は、このまったりムードを幾度もなく脱却しているんです。それは、「何事にもメリハリをつける」のです。そこで一番大切なことは「仕事をやらされてる感でやっているのか」「やってる感でやっているのかです」
それは、メリハリ行動のキーポイント。お金を度外視して、やっている感であれば、仕事がない事に不安をきっと感じるはずです。更にメリハリが出来ていると休みと仕事のケジメができていて、その結果その時その時に何が起きても自分自身が納得し、行動がとれるのです。
一方、やらされている感で仕事をしていると、当然指示のない役目的な仕事をスルーします。指示されても、やらされているという観念での行動なので、ミスも起きるし、完成度も到底悪い。当然評価はマイナス評価。チャレンジするなどの言葉は死語。
今、平等は24時間という時間とコロナ禍という状況で、できない理由を探して、言い訳するなどしやらないのではなく、どうすればできるのか、こんな暇はあってはならない、何かしなくてはならない、というポジティヴな思考を常に持ち、自分なりにメリハリをつける。そして、最後にどうやって笑顔を、一日の中で作るのかも忘れてはいけない。
仕事は8時間で終わるものではない。人生の3分の1以上仕事に時間を費やすのです。だからこそ、指示待ち妖怪にならないように、自ら仕事に対してやってる感とメリハリをもってやる。
いつの間にか私は、身についた。さあ~てと、休みましょ~。