東京都中央卸売 豊洲市場 青果仲卸

社長ブログ

本格的始動!~松茸~


IMG_20160722_120255今日一番の松茸!IMG_20160722_065914おけばすぐに売れてしまった松茸。
徐々に始めてすでに築地市場シェアーNO1。いい松茸が続々入荷しており、気合はいるなあ~。今は、国産も少々入っていますが、主力は中国。そしてメキシコちょっと。来月には、ブータンが入荷予定。

さあ~クーラー効いた部屋で、秋先取り!ってどう?

豊洲市場・・・期待と不安


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思ったほど大きくない。
期待はするけど、今は不安の方が大きい。

水戸黄門の歌の歌詞=戒めの曲=


水戸黄門って番組、私たちの世代で知らないやつはいない。主題歌ってまさに自分への戒めになる曲です。

♪♪ 人生 楽ありゃ苦もあるさ 涙のあとには 虹も出る 歩いてゆくんだしっかりと 自分の道をふみしめて

♪♪人生 勇気が必要だ くじけりゃ誰かが先に行く あとから来たのに追い越され 泣くのがいやなら さあ歩け

♪♪人生 涙と笑顔あり そんなに悪くはないもんさ なんにもしないで 生きるより 何かを求めて生きようよ

この歌詞の2番が好きというか自分の戒めになっている歌詞です。どんな時にも投げやりにならない。それは必ず自分の身に返る事。

ところで、水戸黄門のあの曲もまさに人生の重さを感じさせますが、もっと肩の力を抜いて、「どんぐりころころ」の調子で歌ってみれば・・・ライトな感覚で感じ取れるのでおためしあれ。

もう少し回りを見ようよ


日本人には「互譲の精神」がある!

なんで渋谷の交差点ぶつからないで歩けるのか。そう互いに譲り合う互譲の精神が日本人にはあるからです。最近コマーシャルでやわらかいとか硬いとかの表現でやってるけど、互譲の精神を忘れなければなんてことはない。

譲り合うことも相手を思いやる心。見ず知らずの人にも思いやり。

思いやりを忘れて、自分のことばかり主張する人たち。自分も大変なら相手も大変。そんな流通の世界は、信頼と信用そして互譲の精神。大事なんだなあ。

負け犬根性


「負けると分かるとすぐ逃げる」負け犬根性。最近多く耳にします。逆切れならまだしも戦う前から負けを口にする。無駄な戦いをせず利口な立ち回りを選択する。頭が良くなった?いやズル賢くなったというのが正解のように思える。ムダと思われる戦いも戦った経験値という次の勝ちへの武器を手に入れる事ができる。っていう前向きな思考にならない。許される範囲での失敗であればチャレンジするという姿勢は、どこへ消えたんだろう。スタイリッシュにかっこよく仕事をさばく。どんな仕事もソレができるのは、それなりの戦歴しかも負ける泥試合をやってきてるからこそ。

ある雑誌に出ていた営業風林火山「営業の早きこと風の如く 傾聴すること林の如く 提案すること火の如く 値引かざること山の如し」まさに営業の基本。

自分の売る商品に自信がない、知識がない、情熱がない、だから簡単に値切られる。自分の売る商品に自信があれば、知識も情熱も自然体で出てくるのが常。その情熱が人を動かし、商品も動く。

ある先輩が言っていました「腕のないヤツほど値段に頼る」って。知識も情熱もなければ、誰でもわかりやすい値段だけで販売するしかない。相手は、その商品の価値が分かっていたとすれば、その売る人の自信の無さや知識不足、情熱を見ての値引き交渉をしていることを。

どんな事でも負け犬根性にならず、前向きに立ち向かっていく志をもってもらいたいものです。

夢と妄想の違い・・・分かってる?


今回もちょっと堅苦しい話なんですが、覚悟って話から夢なんて話になって、話聞いてたら「ソレを言うならそれは夢じゃなくて妄想だよ」って言っちゃいました。夢と妄想凄く似ているけど、夢にはその人のロマンなり少なくとも道がある。妄想は違う。自分勝手な想いだけで作られる幻想。ある社長が言っておりました「ロマンに日付をつけて」と。夢と妄想の違いは、時間軸があるか否か、目標として設定されているか否か、実現に向けての具体的行動をしているかどうかだと思っています。仮に「お金持ちになりたい」と思った時は妄想。それに向かい行動をし始めたら夢。というふうに。覚悟をもって夢に向かっていると、必ず人が寄ってきます。妄想を語り続ける人は、人が寄らなくなります。回りにそんな人いませんか??

プロになりたい夢に向って、苦しい練習をし続ける選手たち。

だけど、どんなに努力しても全員が成功する訳ではない。ただ、成功した人は全員努力している。努力に運(チャンス)そして人脈がつかねば、夢は実現しないとそう感じています。

覚悟


覚悟をもって仕事に取り組んでいる人はどれくらいいるのだろうか。志はあれど覚悟がない。夢はあれどそれに向かう覚悟がない。覚悟は、志をもつひとの一番大切な気持ち。志す行動には、責任が発生するが、覚悟がなければ責任をとるという行動に至らない。責任を取るのと取られるのでは、天地の差がある。覚悟があることで、そのすべては必然的に成功も失敗も前向きに受け止められる。それは、覚悟をもった人には、すべての行動が違うからである。

覚悟をもって仕事をしている人は、「情熱」「真剣」などの前向き且つ力強い言葉として解釈され、応援してくれる人やチャンスが次々とやってくると思っています。

当社も昭和55年から今日に至るまで、覚悟を持ち続けることでいまだに成長し続けています。

志す前に、チャレンジする前に、事をはじめる前に、覚悟しているかどうかを問うてみてはいかがでしょうか。

たくさんの師匠の中から


誰にでもいろんな師匠なる先輩がいると思います。京都から帰ってきたときにこの業界で生き抜く道を教えてくれたのが、写真のおじいちゃん。水谷氏。スズキヤというスーパーを牽引してきたまさにスズキヤの武将。今は、喫茶店のマスター。

長い時間をかけ教えてくれた師匠もいますが、水谷氏はピンポイントで道を教えてくれ、尚且つそれを支え育ててもらいました。その教えを未だ破ることなくやり続けています。その報告がてらおいしいコーヒーをいただきました。

現役時代には、自宅にまで泊めていただいて朝ごはんお代わりしたエピソードも。厳しさの中にやさしさを教えてくれた元スズキヤの武将。

IMG_20160108_173306 人に優しく 仕事に厳しく!

豊洲市場のブランディングって?


いよいよあと11ヶ月後に約4000億円という巨額な費用をかけた安心安全な生鮮を流通させる市場として豊洲市場が誕生します。

問題は、豊洲市場のブランディング。永きにわたり積み上げられた信用信頼で構築された築地ブランド。先輩方が昼夜をと追わず、がんばって築き上げた築地ブランド。それは、積み上げなくしてはなしえないものと思っております。思惑だけでできるものではなく、また、外部の人たちで作れるものでもないと思っております。

市場は、開設者が行政がゆえ、それに付与する荷受会社は、全国どこでも同じ。ではなぜ各市場の特性が生まれるのか。これはひとえに「仲卸が形成するもの」であるといっても過言ではない。仲卸は、得意先の業態に合わせて生き抜いている。従って、総合市場がゆえ飲食店が多く仕入れを行っているところから、そのニーズに応えるべく変化した結果、築地独特の特性を有し築地ブランドの本管ともいうべきものを構築したと考えられます。

なら、他市場ではどうでしょうか。仲卸の少ない市場では全国どこを見ても同じような雰囲気なことに気づかされます。

仲卸は、畑でいう微生物のようなもので、その市場の活性化は我々微生物が多く存在することこそなしえるものであると言っても過言ではないと思います。

果たして豊洲市場は、築地魂のある新市場として、そのブランドを継承できるかが楽しみです。

新年明けましておめでとうございます!


気温のせいか景気のせいかクリスマス・年末・お正月がきたと実感が持てないまま今日が来てしまいました。本年は、築地市場最後の11ヶ月の始まり。かといって活気もない静かなスタート。回りの仲間に聞いても状況は一緒。どうなっちゃうのか予想も立たない。考えたって仕方がないので、こういう時は、異業種もしくは業態の違う人と話をするのが一番いい。そうすると業界が悪いのか経済が悪いのかが分かる。そうやって舵取りをするのが私のやり方。

さて今年は、行政がらみの話が多くきていて楽しみなんです。有識者と言われる人と話をすることで、この業界の長所短所をレアに伝え分かってもらい市場・仲卸の重要性をより具体的に理解して、それが全体の維持存続につながればと思っています。

ところで、またソレダメ!に出ます。2月3日放送予定です。野菜を楽しく学ぶに一番の番組。ギャグは余分だけど(・・!)