コロナ禍で、みんなどこかしこ元気がない。元気がないのと無気力は違う。ここのところ「元気がない」から「無気力・無関心」になってきているような気がする。自分に直接降りかかることがなければ簡単にスルーする。後からとってつけたように言い訳をして、その場だけを逃れる。
業会の事はなるたけ話題にはしたくなかったけど、あまりにも許せない事例があって、他の業界でもあると聞いて、書くことにしました。
問題点は二つ。天下り職員、忖度する理事長。天下り職員は、どうしても上から目線になるそうです。我々の業界に至っても同じでした。残念ながら。それはクセだそうで(クセは病気ではないので治らない)。残念なのが、今の自分の立場が公務員から民間に移ったことを忘れるようです。天下りする職員はその公務に携わっていた人がなっていて、クセによって立場が分からなくなるらしい。理事長は自分の理事会より他の顔色を見ているクセがあり、理事会の決定事項を簡単にひっくり返す。報告・連絡もしない。組合員も無気力・無関心になるのは当たり前。
三島由紀夫がある講演の最後に言ったことば「君たちの熱情を信じる」この時代だからこそ何に対しても熱情が必要と思います。無気力・無関心にならないためにも自分の熱情を自ら探すことを望みます。
松茸旋風もいよいよ終盤に差し掛かる中、得意先の店主さんからちょっといい話をきかされました。
話は、何でも画面を通してのコミュニケーションでいいものだろうかっていう話から、
絆って皆分かって使っているのだろうか。漢字にも表れているように、人との付き合い(糸)は、いい事・悪い事が半分ずつ(半)、それが合わさって「絆」。
絆とは人と人のつきあい。人と人の付き合いは喜怒哀楽のぶつけ合い意味している。
いい時ばっかりではないこの世の中。喜怒哀楽をぶつけ合える間柄「絆」の構築に向けて今日も「信用・信頼」をモットーに頑張ろう!
あ、ちょっとイラっとするコマーシャルあって、「がんばるなニッポン」っていうモノ。国勢のない日本。資本主義の日本。国土のない日本。頑張る姿こそ世界から見た日本。がんばった対価が今の日本。そんな国が世界のトップを目指す。頑張らなくて勝ち組にならない。と思う。あんなCMを流す企業は頑張らなくてできたのか?
コロナ禍でネット(活字)で済ましてしまう事が余儀なくされています。ビジネスとしてはそれは証拠となり、思わぬトラブルを防ぐことになり、より正確な仕事ができる大変喜ばしいものです。
一方、仕事を含む相対でのやり取りはどうでしょうか。ラインなどのSNSの普及により、友人・家族などのコミュニケーション、仕事にかかわることも活字で済ましてしまう風潮っていかがなもんでしょうか。
日本語の特徴として含んだ言葉や相手に気遣う曖昧な表現が用いられます。それは、相手に対しての思いやりであり優しさです。イエス・ノーを外国のようにはっきりさせない思いやりのある日本語。その反面活字にすると、言葉の柔らかさいわゆるニュアンスが伝わりにくい。それを克服するがごとく絵文字やスタンプなるものが存在しますが、夢中になる会話によってはそれを忘れがちになることはないでしょうか。そこで、思わぬ心の行き違いによるトラブルに発展することを耳にします。
マスクを強いられる中、人間しかできない喜怒哀楽の表情というものが、隠されてしまうので、なるべく活字ではなく会話をすることがとても大事になってきている。世知がない世の中ではあるけれど、相手の心と会話をするように心がけてた方がいいと思うのは私だけでしょうか。
会話が苦手な人も、人間しかできない言葉という情報伝達(喜怒哀楽)としての会話、それは積み重ねることで相手の心がわかり「言わなくてもわかる」という思いやりが生まれてくるのではないでしょうか。
こんな時代だからこそ会話をしよう。
10年ぶりの国産松茸の大豊作で豊洲市場入荷量の通算35%という驚異の数量を睡眠時間4時間でこの3週間をやり抜き、疲労困憊ではあるけど、達成感というか、得意先への感謝というか、仕事に対して感無量とはこのことと実感しました。
実はこの仕事は、制御することができる。それは、受注のみの受け身の商売であれば睡眠4時間なんてことはない。最近インターネットでは「農家を助けるため」とか「市場で余ったものを売ってあげる」などと言われ放題。市場人は腑抜けになってるんでしょうか。「注文ないから買えない」って何?第一次産業を流通させる生鮮の仕事の本質を忘れてしまっているようにも思えます。「今日の売上は今日しかない」「泊めて(野菜を在庫する)儲かるのは宿だけ」と先人は教えてくれました。
さて、ここでどの業種にも当てはまると思う持論
「時間で作られた仕事を作業」
「仕事は時間に制御されることなく作業を作る」
自分の「仕事」と思っているのはどっちでしょうか。仕事をする人は時間的制約がある場合、俗にいう「時間を作る」のです。唯一の平等は24時間だけです。その時間の利用法次第では将来に格差ができると思っています。その時に悔しい思いをするなら、今からでも遅くない。本当の仕事をしよう。
コロナの影響でそれぞれの立場の人が、愚痴だったり相談だったり職種ジャンル拘らず私のところへ日々話に来ます。
最近みんなこの経験のない事態にどうしていいのか分からないという話が多く聞かれます。「現状のまま流れで過ごす」という人、少数ではありますが「チャンス」と捉える人、大きく分けて二つ。
どちらも「働く」のか「働かされてる」のかによって大きく違いがあります。私は、最近「感性を磨く」という話しをします。
「感性を磨く」とは、人それぞれ岩石と考えて生まれ持った岩石とします。もともとダイヤモンドが入っていると分かっている岩石は、珍重され周りから大事にされます。しかしながら何が出るか分からない岩石を自分に例えてみたらどうでしょうか。磨き上げた先にもしかしてダイヤモンドが出なくても、ルビーやエメラルドがでるかもしれません(鉱石の事わからないのであくまで例え)。
感性は、指導や命令、教育や訓練で強制的にできるものと考えていません。感性はあくまで「自ら行う」「自己啓発」などと考えております。だから「磨く」のです。
自分という岩石を磨いていますか?
さあ~困ったもんです。日本イジメ。絶滅危惧種に「松茸」。日本人の伝統食材を次から次へと。
松茸が食べられなくなったら、日本は日本で無くなる。自分も亡くなる。松茸風味っていうやつで納得させられるの?ああああヤダ~
売れるうちに売ります!今年も来週くらいからスタートする予定です。よろしくお願いします!!
またまたコロナ問題で気づかされました。
ゼロから何かを立ち上げるってとても幸せってよく私は言っています。前にもエスカレーター逆走の話をしたのですが、他人事のように見ていた人は、実際にどうしたらいいのか分からなくなっているのではないでしょうか。
365歩のマーチです。「三歩進んで二歩下がる~」たった一歩しか進んでないっていう人は、ゼロスタートで始めたのではないかと思います。
私みたいにマイナススタートは、一歩でも前にと考え、三歩も進んだことに誇りに思い、結果、二歩失敗し下がってもこの進んだ一歩は、素晴らしいマイレジェンドの1ページと思うポジティヴ思考。できない理由を考えるより、少しでもマイナスを減らす努力。
毎日数社同じような悩みを打ち明けにきます。最近では、自宅まで来る人もいます。私は、幸せです。頼りにされる「信用と信頼」があることを。私にかかわる人だけが幸せになればいいと考える小さな人間ではありますが、自分の経験したことでしか語れないのでそれは「実践」でありあまりにも「リアル」。きっといい生きた参考書でしょう。
私は、常にヒントをあげ「自分で調べるように」と宿題をだします。それは、自分の力で調べることこそ「身につく勉強」であると思うからです。ヒントをもらい自分の力で考え、最後の仕上げで私の失敗例を聞けば、必ず前に進める。
さあ~コロナに負けるな!自分に負けるな!
結局、このコロナ問題の中でも市場は自粛することなく、営業しています。
市場に訪れる人が極端に減る中でも、やる気のある得意先は、量販店のみならず外食得意先も来ています。
ある日のエピソード。モノを買わず、話だけして帰る人が多くなってきたときに、従業員から「商品買わないでなんでくるんですか?意味わからない」って。
なるほど、モノを買うのことだけが仕入と思っているんだと気づかされました。市場にプロがいなくなってきている現象のひとつ。
幸いにして私は話好きで、毎日来ても違う話ができる徳をもっており、話題も事欠かない。モノを買わない人の仕入は私のネタです。
きっとその得意先はそのネタでお客様を楽しませているでしょう。美味しいものをよりおいしくさせる会話。その会話のネタを仕入れる。
仕入は、モノだけではない
いくら美味しいものを作っても、次そこへ行くとは限らない。お客様がまた行きたいと思う「味プラス店の雰囲気」それが一番大事。
このコロナ問題で、仕事のモティベーション保つのが大変。従業員も同様だと思っていて、しかし、いずれこのコロナ問題も徐々に解決していくと仮定したとき、いきなりは動けない。
この状況で少しずつでもスキルアップを図るように、勉強(得意先への連絡・販売データの調査など)よく考えれば限りなく仕事はある。
向上心があれば、この暇なときに充電(勉強)していた人がいずれ突き抜けてくるだろうと思います。こんなチャンスはめったにない。
しかしながら「働かされてる感」で仕事をしている人に向上心などない。大概は、自分で限界を作り「できない理由を探し」、権利を主張するのみ。
仕事を追っている人は、「仕事の美学」を求め、常に達成感をもっていて、ある意味で一日の終わりが存在していない。イメージが沸々と沸き上がり、夢と現実が錯誤する。仕事に夢を作ることができるようになる。
こんな日々だからこそ、スキルアップを目指せ!
もうじき都知事選挙。政治にはあまり興味なかったけど、国もこれだけいい加減(子供でもつかない嘘)になると、単なる一票されど一票の自分の意志を伝えたいよね。
前回の都知事選は、築地移転が争点。現役知事は、継続的思考がないらしく、我々は多くの犠牲を払って移転し、そのあとの軌道に乗り始めたらコロナ。本当は、嘘でも豊洲市場の更なる支援などの築地に温かい発言が必要だと思うんです。
なんたって公約ゼロ達成ですからね。カタカナ交えてスマートな発言の数々。生活者は現実。夢の2週間のために多くの市場関係者が泣き、その痛み分かってないよね。
国と都のツープラトン攻撃では、庶民はかなわない。
いい都知事、民をわかる知事を都民は選んでほしいものです。