東京都中央卸売 豊洲市場 青果仲卸

社長ブログ

この時期だけのお客様


今年は以前になく松茸が長く入荷していて、いまだに中国松茸は終了するも少量ながら国産松茸が入荷していて、短期間集中販売が恒例ですが、今年はマラソンしているようでモティベーションの維持が大変でした。

この時期のみのお客様が来店する時期でもあり、一年ぶりにお会いすると懐かしさや一年という時の流れを良きせよ悪きにせよそれぞれの生き様を聞かされて、人生勉強するいい機会でもあります。

特に世代の考え方は、昭和の我々が業種問わず同じような悩みを感じていることに変な安心感を感じました。これでいいのかなという疑問をもちつつもそれらを受け止めて、ストレスに似た違和感の中日々すごしている昭和人。

鈍感力を身に着けていくことが、これからの昭和の生き様でしょうか

 

会社は誰?


会社は人の集まりでできています。強力なリーダーシップ・強力な資本など様々な引力によって人が引き寄せられ、人が集まりそれを誕生から成長させ半永久に維持存続します。

会社内部の環境は「修正・改善の提案」によって変わっていき、それは会社全体の脱皮となります。

与えられた環境で我慢を強いられると思っている社員は、「働かされてる」という感覚から脱皮できていない。環境改善は、経営陣に納得させる力が必要不可欠。

自分の会社の方向性・ポリシー・理念などを理解しての改善・修正案であれば、必ずや経営陣も納得する事でしょう。そしてそこに生まれるパワーは、きっと業績を伸ばす結果となるでしょう。

「どうせ・・」「言ってもね・・」などはじめから負けることを想定しているのは、「思いつき」がほとんど。よく吟味してその思いつきを実現に導くのは、吟味する事。反対意見すら想定内にいれての提案。

{出来ない}という発想ではなく{どうすればできるか}です。

 

 

論と倫


「言うがやすし」言いたいこと言うのは簡単だけど、いざ実践となると大変な事だよっていう事なんだけど、論じることもとても大事。言(ゴンべん)が人(ニンべん)となると「倫」となり、これは「人の生きる道」と説く人がいる。論でサトルは「論理」倫でサトルは「倫理」。

私は、百聞は一見に如かずとこの論と倫は同じように聞こえてきてなりません。最近何でも簡単にことを進めることを推奨していて、生き急いでいるように思えてなりません。

やっていることにあまりにも物語(論と倫)が少ないように思えてなりません。モノが人手に渡るには、大小のドラマが繰り広げられ、その喜怒哀楽があってこそその商品に価値が生まれると思っています。

価値があるものこそこれからの世の中生き残るのではないでしょうか。

さあ、これから一つ一つのものを見直して、それに物語があるのかどうか気にしてみようよ。何か得るものがあるかもよ~

 

メディアタイムズ~社長名鑑


久しぶりに取り上げられました。

https://shachomeikan.jp/industry_article/2435

 

ぼやき


今年は石川県の震災から始まり、次々と不幸の連続。気を付けていても自然災害は防ぎきれない。神のみぞ知るってところでしょうか。

さて、当然被災地に復興に向けての各々の立場で、義援金、ボランティアなど支援の輪が広がっています。その形はどうあれ被災者・被災地を思っての行動であることはありがたいことです。

ただ、一番重要なのは「本当に困っているところに届ける」ということにつきます。石川県は狭いようで広い。金沢市と輪島市では3時間あまりかかる距離。石川県の被災地として金沢市と輪島市では被害状況は格段に違う。

そんな情報もろくに取らず勢いだけで、金沢市関連事業所へ被災見舞を出してしまった事、冷静になってもらいたいものです。みんなから徴収した組合費からの支出ですよ。

 

 

謹賀新年


明けましておめでとうございます。

今年の幕開けは、惨事に継ぐ惨事の話題ばかり。コロナが収束しつつある中で「え!またかよ」と思うくらいに続いています。

こんな時こそ「目配り・気配り・心配り」という自分だけではない周りに注目する事をしなくてはならいと思います。秋葉原での無差別殺人未遂も携帯電話ばかり見ていた?ことで、周りへの関心が薄れているところで、その犯人の事前に見れる異常行動に、いち早く気づくことができなかったのではと推測できます。

周りへの目配りがあれば、そういった危険も回避できるし、気配りがあれば周りの人に憤りを感じさせることもない。そして心配りをする事で、関わる事に優しくなれる。

さあ、顔をあげて周りを見渡して、今年も具体的に行動しましょう。

ありがとうございました


今年は後厄の洗礼を受け続けた年でした。健康が何よりと先輩たちが言っていた事も身に沁みます。

さて、この度やっと組合も改名にこぎつけ「豊洲市場青果卸売協同組合」になりました。

改めて私のお役目を紹介します

その他に高千穂大学評議員も。

来年がよい年になることを期待して、本年はお世話になりました。

ありがとうございました。

親しき中にも礼儀あり


市場って名前よりも「顔」がすべて。毎日同じ時間で同じ顔見てて、信じられないけど「顔知ってて名前知らず」「呼び名は知れどフルネーム分からず」など、いつも顔を合わせているから分からなくても「彼は○○の店の若い衆」「○○店の社長」で事が済んでしまう。だから村社会。よそ者はすぐに分かる。

そんな顔見知りだけの親しき仲と見えてても、市場人は村人ゆえ、礼儀などはキチンとできているところがすごい。

市場では、親しき仲でも礼儀が出来ているからこそ、顔の信用関係が成立している。

ここのところ礼儀知らずの恩知らずの話をよく耳にします。ひとりでは事を動かせないのが世の中。礼儀の気配りは怠らないようにしましょう。

人脈


「人脈」こんな言葉最近耳にしなくなったきがします。出会いは偶然ではなく必然と思えるような事が次々と起こって。

とある知り合いと食事していた時、その方が弊社取引先が常連だったり、共通の知り合いがいたりと、点が線となり円になっていく人脈。この年になると人脈って凄いパワーの源ってつくづく感じました。

駆け出しのころ、人脈のない私は、友人を頼りジャンルに関係なく名刺を配っていた時代がありました。何でかって?その当時市場での人脈がなく、自社も規模が小さく、何するにも委縮していました。でも、市場外であれば、仲卸も八百屋さん(小売り)って思っている人が大半なので、野菜のご用命があれば是非当社へお問い合わせください!ってな具合でいろんなところへ出向き、名刺を巻きまくりました。そのかいあって、初めての人に会うのが怖くなくなり、今持ちえる知識で何とかつながることができる能力を身に付けました。

その積み重ねのかいあって、商いがお陰様で成り立っております。

人と会おうとか会う機会があれば、決して時間の無駄ではない。たとえつながらなくても何か自分のプラスになるはずです。さあ~懲りずに人脈作りに気合いいれろー!

 

自分を褒めた事ある?


頑張ってる自分に褒めてあげたことある?自分を客観視して見て。スポーツではよく「自分との戦い」なんてよく聞くけど、それはスポーツに限らないと思う。「継続は力なり」ってなんで刺さる言葉なんでしょうか。それは、ほとんどの人が継続できず自分の弱さに負けて止めてしまう。その時の自分は「できない理由を探して」勝手に自分に説得して肯定する。継続できなかった理由を、自分なりにできない理由で解決する。それは決していい結果にならず、その言い訳が自分だけでなく他人にも「できない理由」の説明をする。到底他人には見え透いた「言い訳」でしかならない。

自分の弱さ、自分との戦いを常に強いている人は「どうしたら出来るだろう」と考える。それでできなければ、他人の理解を得る説明ができる。それは努力をしているから。

できても、できなくても自分との戦いをしたら勝ち負けに関係なく自分を褒めてあげよう。自分が一番の強敵だから。自分は自分を一番よく知っているから。

自分なりに自分を褒めてあげられるような行動をさあ~今からやろう!