東京都中央卸売 豊洲市場 青果仲卸

社長ブログ

まさか!?のために


しばらく更新していなくてすみません。「まさか」の事態に陥ってしまい、すっかりリズムを狂わせられました。その犯人は、コロナ。人生10日間家にじっとしていたことがなかったもんで、その有り余る時間と熱と倦怠感をどう克服するかが、最大のテーマになりました。まさかという坂は突然現れ、転げ落ちそうになります。そのまさかのために、未来の短中長期の危機管理を忘れてはいけないと、つくづく思いました。予想・想定・それに伴う防衛などをしていないと、混乱し誤った道に進んでしまうことも、ないとは限らないとおもいます。

「まさか」とは油断した時こそ起きたりします。起きないと思って放置した結果ともいえます。過剰になる必要はないけれど、「もしも」と思いつたリスクに関しては、必ず対策を取っておく必要があるほど、今の時代の流れは早くそして予測不可能なことが起きています。

大国が侵略戦争を起こしたり、コロナが世界を恐怖に陥れたり、世界・有識者が想定できないことも多々ありますが、自分の歩む人生においての「まさか」に対する対策だけは、自衛のため注意をはらうクセをつけておくことが、まさかの坂を転げ落ちない一つの方法ではないでしょうか。

不労収益


このコロナ禍でいろいろ生活習慣に変化がみられています。テレワークなるものが定着する中で、出社が出張扱いにする企業すら現れてきた。世の中の風潮としては、決してありえないことではないと思う。

我々の業界では、人と接することを無視できないと思っていましたが、ニーズがそれでいいとなってきている様子がうかがえ、複雑な気持ちになっております。

さて、そういった環境の中、不労収益を得るという人たちがいます。テレワークなどは立派な仕事。しかしながら、テレワーク風っての中に、詐欺やマルチ商法など不労収益得る人たちがいる。一瞬合法的に見える、いや合法的にやる言わば法の網をくぐる商法が存在する。恥ずかしながら私もその手中にハマった経験がある。そこで、やり方の一部を紹介しよう。

ターゲット:①一髪千鈞を狙う人②友達が少ない③多少のおカネはあってもっと増やしたいと思っている人④楽しい事珍しい事を優先する人⑤トレンドにわき見も振らず飛び込む人⑥批判的意見を言ってくれる人が少ない人⑦視野が狭い人⑧趣味がなく時間を持て余している人 などが主にターゲット。

商法:先ずいきなりその商売の話はしない。コミュニケーションを重視し、仲間意識を定着させる。楽しくてかつゴージャスに。羨ましいという心理を沸かせる。信用が付いたところで、個人レベルのお祝いやプレゼントを理由をつけてあげる。もらった人にお世話になったという気持ちにさせる。信用が付いたと思ったら、今度はパーティや集まりに誘う。もちろんゴージャス・楽しいパーティ。そこで知り合う人はすべて理解がある人達。それはそうです。同じ目的上にいるのだから。そこまでいくと自分は友達ができたと勘違いする。幾度かその集まりやパーティに出ているうちに、友達モドキ・ハマっている仲間からその商売をしないかと勧められる。自分一人だけやっていないことに負い目を感じ、ちょっとだけとその商法上にハマってしまう。自分の損得は別に、今度は自分の周りの人を引きずりこむ。

友達から友達へその輪が広がるマルチ商法やねずみ講。友達?親友?知り合い?その付き合う度合いが、ネットの付き合いばかりしているから、分からなくなる。生身の人との付き合いとなると全くの無防備。利害関係のない学生時代の感覚に覚醒される。マインドコントロール・洗脳はこうしてなされていく。

優しさは誰でもすることができる。思いやりは誰でもできない。自分に厳しく言ってくれて、いざという時に行動してくれる人。そんな人と出会えるように、自分も気配り・目配り・心配りを忘れぬように周りをある程度意識するのがいいのではないでしょうか。

人脈


父は、築地市場でただひたすら信用を得るために、一日、一週間と努力に努力を重ねてきました。名前こそ残らないアイディアを出し、今日の流通に役立っています。一つだけ欠けていたものそれは「人脈作り」。唯一なる父から伝承できなかったものです。

父の人脈は、アドバイスは頂けても支援はしてくれなかった。きっとそれは私が考える人脈とは違ったものでした。自分のウィークポイントを知っている父は、京都に私を出した際に、「いっぱい知り合いを作れ」「そして人脈作りのきっかけを作れ」と。

人見知りをしない私は、難なくいっぱいの知り合いを作りました。しかし、人脈と言えるものではありませんでした。縁をやたらに切らない私は、時代の流れとともに友人が立派な人脈に変化していったことに気づきました。

幾度か失敗をした経験で、この年になって、人脈作りとは信用・信頼は当たり前で、その人と知り合う「きっかけ」や「紹介」など中間に入った人の顔をつぶさないように、気配りをすることに尽きることを知りました。

人脈作りは、信用・信頼・時間やおカネなど、長期にわたるコストがかかってできるものであり、紹介をする側にとっては財産なのです。

財産というとどうしてもおカネや不動産などに注目しがちですが、実はそれらも人脈によって作られます。自らの努力は勿論の事、運を味方につけ、人と知り合い、粛々と信用信頼を積み上げ、人脈を作る。

人脈こそ本当の財産と、わかる時が必ず来るような人間になるよう頑張りましょう。

シェアーと相場


市場=シェアー。市場では、占有率が相場に何らかの影響があると考えています。事実、各市場内において商品によっては大口需要者が、その商品のシェアーを占めることで、相場を形成していることが見受けられる。それを一般的に「その商品はどこが強い」とかよく耳にします。どの市場でも。それは、以前仲卸は専門性に特化していたからです。

大根屋、キャベツ屋など、その取扱いに特化した仲卸が存在していて、お客様は市場にて「買い回り」という買い出しをしていました。しかしながら、近年、量販店などのバイニングパワーに押されて、仕入に対する合理性が求められ、最低でも「野菜と果実」に分けられた仕入なり、中には「野菜果実」を一人のバイヤーでこなす仕入をするようになったことで、自ずから野菜屋と言われた仲卸が、果物まで扱うようになり、今ではほとんどが青果全般を扱うようになりました。

しかしながら、過去に強かった商品取り扱いが弱ったわけではないところもあり、そのシェアーを抑えつつ成長しているところもあります。

そんな中、その背景の後押しに「買い支える」という仕入が行われてしまいます。実際の売れる価格ではなく、出荷者希望価格に沿った価格帯での販売が強いられ、それは需要と供給のバランスを無視した販売です。この現象は、出荷者のパワーに押され、荷受会社が出荷者の要望価格を押し付けられ(次回の出荷を止められる恐怖)に、その商品のシェアーを持っている仲卸に買い支えを要求する。買い支える側の心理として、今後のシェアーと優位になる仕入に期待を込めて、応じてしまいます。

この現象は、荷受会社間でも同じ。市場は委託と買い付けがあって市場流通に面白みがあるが、委託が減れば減るほど競争の原理が機能しなくなり、消費者にとっていい事かどうか疑問になる。

また、作られた相場はいつまで続くのか・・・

プロを目指せ!


努力したからって全員成功するわけないけど、成功してるヤツはみんな努力している。その努力に運が付いてきて、成功者ってことになる。運の多くは人が運んでくる。それを人脈とも言う。人脈のある人は、強い。

では、人脈はどうしたら出来るのだろう。それはプロを目指しているかどうかだと思う。プロになるためには、人並み外れた努力が必要。事を動かす先に人がいて、その人が努力している人を他の人に伝える。その人が興味を持つことで繋がる。それが人脈。

ここで間違った解釈はいけない。人脈と呼ばれる人は単なる知り合いではない。知っている人を人脈と勘違いする人がいるが、人脈と言われる人たちは自分の努力を認めてくれて、つながった知り合いだからです。

プロを目指す⇒努力を惜しみなく継続する⇒人脈ができる⇒チャンスが訪れる

さあ、自分の歩幅で前を向いていこう!

THE MATCH 2022


6月19日は父の日・・だって。特にイベントもないので、世間で噂の格闘技を見ることにしました。直接の観戦はできないので、TV観戦。10時間テレビを独占して、観戦。

やたらyoutubeで闘志を燃やすやり取りが気になって、ついつい見ていました。注目していたいくつかの試合の中で、おもしろ半分で見ていたのが「YA-MAN VS 芦澤竜誠」

結果は予想通りでしたが、勝利者のトークをしたYA-MANの話がよかった。言い方はヘタだったけど「自分は凡人だけど努力すれば夢が叶う」という事。彼の努力してきたこと、練習だけでない生活も含めた今までの人生が、しみじみ伝わった。

前にも載せた「努力したって全員成功するとは限らない。しかし、成功しているヤツのすべてが努力をしている。最後は運が導く」って。

絶え間ない日々の努力の積み重ね。ツライと思うと楽しくない。楽しくないと続かない。私は、楽しくするように努力しました。だから、今がある。楽しくポジティヴに続けよう努力を!

2年ぶりの新潟+インスタ


コロナも落ち着いたところで、2年ぶりの新潟へ。今年も変わらない連中(契約生産者たち)とワイワイとにぎやかに「今年と来年の生産品の確認」など短いくらいの時間を過ごしてきました。今年も例年並みに美味しさを保っています。是非ご賞味ください。

さて、SNSの時代到来に伴い、メタ(Facebook)に次いでインスタを始めました。バラエティ系の案内というコンセプトではじめました。 nishita.3125 フォロー宜しくお願いいたします。

言われないとやらない


ハラスメント問題は、多方面にわたり通達されていますが、「言われなとやらない」やらされている感で仕事をする社員が、あちこちで問題視されている。中間管理職は、「パワハラ」を恐れ、見て見ぬふりさえする。

すべて杓子定規で判断しペナルティを科し、そのことで個人が成長するのでしょうか。

叱咤激励という言葉が死語になりつつある中、将来のある社員育成に苦慮している社長は、私だけではないだけに何とかしてもらいたいものです。

ちょっと作業ができると仕事ができたように思ってしまう。世の中そんなに甘くない。そういう甘い考えは、会社に大きな損失を与える危険性がある。過去に散々私は経験してきたこと。

ハラスメントの壁に本当に、向き合っているのは社長を含め上席の人たちでしょう。

己を知る


「人は人、ウチはウチ」ってよく子供の頃言われました。決して豊かではなかった私の幼少期。笑えるエピソードいっぱいあるけどそれは機会があったときに話しますね。

今現在世間は、コロナの影響もあってか生活様式にあちこち変化が見られます。会社でいえば待遇など会社によって格差が出てきているように見えます。市場では、中小仲卸が主となっているので、なかなか大企業のような待遇はやりたいけどできない現状。経営者の頭が痛いところです。

メディアでは、市場に限らず中小企業がやりたくてもやれない新しいビジネススタンスを紹介して、あたかもどんな会社でもできる風なことを放送しています。それに感化され転職する人も多いのではないでしょうか。

会社はM&A関連、人は転職サイトと毎日のテレビ・SNSなど溢れんばかりの宣伝ラッシュ。

あれを見ていると、それが得するように思える。「徳」ではなく「得」。NHKの番組でフリーランスをクローズアップして、その光と影を見事に分かりやすく放送していました。

結論から「己を知れ」という格差を生む現実です。

新しい人生を選択するのであれば、先ず己を知って、過信することなく、牛歩でも前に進める人生を選択してほしいものです。そんなに世の中は甘くはありません。

友達のアドバイスもいいですが、選択を間違えた結果を友達は救ってはくれません。その道の尊敬できる人達の話をよく聞き、己を知り(痛いところを突かれても素直に聞き入れる)間違った道を選択しないように、その時を待つことだと思います。

何が起きるか分からない時代だからこそ、生き急ぐことは個人ではあまりにもリスキーではないでしょうか。

先ずは己を知ることです。

買い回り仕入の限界


築地という立地で、地域に有名問屋が集結していた市場は、買い出し人にとって便利であった。しかし、豊洲に移るとそうはいかない。買い回りバスによって軽減を狙うも不便さを感じる。頑張って6街区(魚)と5街区(野菜)を行き来するも距離があり、移動だけで往復30分は覚悟しなくてはならない。

豊洲に移転が決まってから、私は築地的仕入の限界を唱えていて、更にコロナによって、その限界を目の当たりにすることになり、日々不便さを愚痴るお客様にお決まりフレーズの「だから言ったでしょ」と言っております。

買い回り仕入をするお客様に、常に私は「仕入先の軸を決めて」と言っております。そのためには、仲卸の内容を知ることが大事です。仲卸は、大口得意先によってその機能が違います。120あまり同じような店構えなのですが、その内容は、個性豊か。市場において、より良い仕入をするためには、仲卸を知ることです。きっと自分に合った仲卸が見つかるはずです。

仲卸の経営も、いろいろな締め付けがあり、以前のようにはいきません。それが結局実需者にしわ寄せがいってしまうのです。だからこそ、その対策をこのコロナ禍のうちに修正したらと思います。

以前にも唱えたように、「仕入とお買い物は違う」のです。